社長ブログ 蛯沢勝男の出会いとご縁に感謝

第4回建設トップランナーフォーラム二日目分科会(東北町建設業協会) 

2009年07月25日 18:01

二日目は3会場に分かれて、ワークショップ方式で5の分野に22社の

事例を発表いたしましたが、一部の事例を紹介します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 環境/新技術          司会 原 裕  幹事 加藤 徹

 

1、熊本電気工業㈱ 社長 熊本重徳 佐賀県佐賀市 創業S46年

資本金1,000万円  売上 1億2千万円 役員3名 社員12名

http://www.kumamotodk.co.jp/index.html

 

「省エネ型照明設備の開発と販売」  開発商品 「シャインブライト」

 

工場などの高天井に使用される、水銀灯の高効率反射笠の商品化

一般品は二重構造、開発品は五重構造。

平均照度率13%アップ、電気量削減 50%

H10年電気工事の先細りに危機感を感じ、会社の体力ある内に 次の

仕事を探そうと、省エネ商品の開発が出発点である。

 

日々、工場の水銀灯のランプ交換を仕事をしている中で、ヒントを 思い

つき、省エネの水銀灯の笠の開発に挑戦。

 

ところが、以外に簡単と思われた笠の加工では、金属加工は素人、手

探りで試作をつくり、テストを実施したが、失敗の連続、又、照度テスト

の試験場も佐賀県には無く 、東京工業試験場で実験、特許出願した。

 

平成19年度に全国トライアルネッワーク発注に認定を受け販売の

兆しが見え、今では九州の大手企業工場にも採用されてい る。

投資額は3~4年で2,120万円   資金源は社長の懐です。

 

新分野進出のメリットは

1、環境改善省エネは多くの企業が導入の 為 有望の分野

2、ブランド名が高まった

3、新たな開発品が新連携 に 認定。

 

今後の課題  1、製造は佐賀県でやりたい

2、更なる技術開発。

 

・・・・・・・・・・・・・・・ 蛯沢勝男の感想 ・・・・・・・・・・・・・・・・・

同じ電気工事業として、会社の経歴などをみても、弊社と同じぐらいの

企業規模でありますが、専門性を生かした、環境改善商品の研究開発

など、ダブルところが多くあり共鳴をした。

 

特に、開発理念がしっかりしている事、「照明から排出される二酸化

炭素を可能な限り、削減する事です」と言い切っています。

 

一般的に電気工事業者はメーカーが製作した商品を、お客様に設置

して、その代価を頂いているわけですが、地球環境を意識する事で

今の仕事の中から、何か、環境負荷に貢献できる仕掛けがないか

意識する事で、行動が変わる事でもあります。

 

さらに、熊本電気さんは、照明器具の開発というような大きなテーマ

ではなく、水銀灯の反射により照度アップが可能な笠に注目、

部品としてならば、開発できるところにニッチ産業に挑戦した事です。

 

これはまさに、当たり前のところに非常識がある。

非常識を研究する事で、新たな製品が生まれ、新常識創造となる。

これが商品開発のヒントの極意でもあります。

 

この厳しい建設業の経営のなかで、地球環境という、マクロ的な視点

で見る力と、 日々仕事の中で、 ミクロ的な見方で困り事を探し出し、

改善策を開発 する事が新たな仕事 作りの始まりであると思います。

 

誰でも 自分の会社や家庭に新しい仕事のネタがある。

あなたも私の足元にも特許のヒントがあるよ!・・・・・ほら、そこに!

 

・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・
2、北誠商事(長野県) 「北誠スーパーウッドテクノ工法」
3、福岡建設(佐賀県)「 立坑不要のマンホール新工法の開発」
4、光工業(京都府) 「VOC低減型道路補修材の開発」

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

地域再生     司会・佐々木純一郎  幹事・荒木正芳


ミニフォーラム
「産学官連携で地域活性化を ‒オホーツク 北の国から‒」
オホーツク21世紀を考える会


オホーツクライフ委員長 松木俊広  IT委員長  宮田博行
経産省大学連携推進課長  谷 明人
国交省建設産業振興室長  藤井賢一
弘前大学大学院教授    佐々木純一郎

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

アグリビジネス      司会・西山 周   幹事・渋谷往男

8、 四季菜・石井工業 (山梨)

「企業と農産物関係者が共同で始めた新たな農業ビジネス」

9、 中筋組 (島根県)  「イチジク栽培・加工・販売」

10、日本アフター工業(長野県)
「信州産はちみつの生産販売とその品質管理」

11、しずお農場(北海道)  「士別サフォーク羊の飼育・農業コントラ」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

投稿者 : ewistaff | 勝電気工業㈱




ログイン情報を記憶しますか?


過去の記事

最近の記事

カテゴリ

コメント